次行こう次！

　はんこを求めて新宿の街並みをパンツスーツにパンプスで走り抜けつつ、多分こんな女子大生はこの瞬間にわたし一人しかいないんだろうなあと思った水曜の昼下がり（曇り）。まさかの、提出書類にはんこ押し忘れていたという。
　このはんこ探していたとき、会場近くの個人経営のコンビニっぽいところに道を尋ねに駆け込んだのですが、そこのおばあちゃんがめっさかっこよかった。以下そのときのやりとり。

わたし「あ、あのっ！　すみません、この近くにはんこ屋さんってありますかっ！？」
おばあちゃん「はんこ？　んー……ああ、そこの交差点右に曲がってすぐの角を左に曲がってずっと行った先の左手に文房具屋さんがあるよ（スラスラ）」
わたし「へ、あ、ありがとうございますっ！」

　いきなりお店のドア開けて叫んだ客（ですらないもはや）に対し、動じることなくすらすら教えてくれるおばあちゃん。か、かっこいい……っ！
　おかげで無事に買えました。帰りにお礼言いに寄ったら、おばあちゃん片手で返事返してくれましたよ。人情っていいなあ……。

　ちなみに、はんこ買うときにもちょっとハプニングがあって、

わたし「な、ないっ！　わたしの名字だけがないぃっ！？（半泣き）」

　結局見つかりましたが、そう広いわけでもない店内で大騒ぎしていたものですから、店員さんばっちり一部始終見ていたらしく、カウンターで半笑いされました。でもはたから見ていて面白かろうが、本人は割と必死。
　途中「どうして池山さんと田中さんはこんなにいるのに、わたしの名前がないのっ！」と八つ当たりしたりもしました。……全国の池山さん、田中さん、その節は本当にごめんなさい。（目についただけなんです）

　あ、おばあちゃんのコンビニは、後で説明会終わってからちゃんとお客として改めてもう一度行きましたよ。今度はやけに男気のあるおじいちゃん（旦那さんかな？）がいらっしゃったので、再度おばあちゃんへのお礼を言づけていただきました。本当におばあちゃん、ありがとうです。


　あ、あと、3月下旬から友人の引き継ぎで、某テレビ局の下っ端アルバイトをすることになりました。本当に、電話応対とかFAX応対とかそんなものらしいのだけれど。
　時給に深夜代、休日手当もつくらしく（日曜夜から月曜朝にかけての仕事なので）、ちょっと楽しみです（金額的に）。ニュースの字幕も手伝うことがあるらしいので、内容もほんのり楽しみ。……深夜業だから、翌朝死んでいそうだけれども。


　未だに原稿用紙2枚が終わっていないので、更新はもうちょっと後、で……もう本当にバレンタイン関係なくなってきたな……。