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いろいろと混乱しちゃったっぽいナタリアを落ち着かせるのってすっげぇ大変だった。
だってナタリアは「どうしてお二人ともここにいますの!」ってなんか詰めよってくるし(ってか、あれ? なんで俺怒られてんの?)、でも俺たちって今こんなんだから腕とかすりぬけちゃってますますナタリアびっくりするし、アッシュはそんなナタリアの勢いに押されてるのか黙ってるし、クラウドはさりげなく距離とってるし、セフィロス寝てるしジェイド笑ってるだけだしミュウには無理だしガイは女嫌いだし! ティアとアニスいたからどうにかなったけどさ……ほんと勘弁してくれよ……。
ともかく、ようやく落ち着いたナタリアに案内してもらって(ついでにセフィロスも起こして)、ひとまず宿屋に行くことにしたんだ。え、家には帰らないのかって? いや……さすがにさ、こんな中途半端な姿で帰るのっていろいろまずくね? って思う。母上とかきっと、びっくりして倒れちゃうんじゃないかな。
で、まぁセフィロス起こしたあともひと悶着あったんだけど(セフィロスとナタリアの対面とか)、皆で宿屋に行ったんだ。あ、アッシュと俺はほかの人から見えないようにちゃんとセフィロスたちから離れてな。
なんか、アッシュと俺にとってはエルドラントに突入したのもローレライ解放したのもつい数時間前かそこらの出来事な感じだったんだけど、歩いてると街の中があっちこっち変わっててさ、ようやく、「ああ、あれから2年が経ったんだな」って思った。それが懐かしいようなそうじゃないような……なんていうか、外出てバチカルの街並みを初めて見た時の感覚に似ててちょっと居心地悪くてさ、俺一人でいたら、また落ち込んでたかもしんない。
でも、目の前歩いてるセフィロスとクラウドなんか初めてなのに平然とした顔してるし、何より隣にアッシュがいてくれるから、そんなに気にならなかったかも。
しかもアッシュのやつさ、俺がよっぽど変な顔してたのかなんなのか、わざわざ顔のぞきこんできて「どうした?」って聞いてくるんだよ。それが、今までみたいな「この屑が!」みたいな怒った調子じゃなくて、ちょっと気遣うみたいな優しい感じでさ。
それがなんだかすっげぇ嬉しくてさ、思わず笑っちゃったよ俺。
うごかない。ただのしかばねのようだ。
そんな感じのこまです。でも、しかばねにただも何もないと思う。
プチ連載は……ええと、一日二本出せば、なんとかおいつけるだろうか。がんばってみます。
上記から数十分後。
調子に乗ってサイト改装しちゃいました。すげー冬と関係ないじゃん!(笑)
や、にゃんこさんたちのアイコンがあまりにかわいすぎてつい……後悔はしていないっ。
動物ってやっぱりいやされますねぇ。