1/365 days
栄光の大地。
そう呼ばれる要塞の最奥にて、彼は一人床に坐し、心静かにそのときを待っていた。
敵の手ごわさは、己が副官、そして参謀からよく聞き知っている。
しかし、彼に何のためらいがあろう。この敵に打ち勝たねば、彼の抱く夢に――レプリカ計画に、未来はないのだから。
目を閉じ、吹きぬける風の穏やかさを、落ちた静寂の深さを味わう。その中に、不意にこつ、こつと階段を上ってくる足音が混じった。
来たか。
立ちどまった気配を感じた。息苦しいまでの殺意と殺気が、辺りに満ちる。
彼はゆっくりと目を開けた。
傍らに刺していた剣を構えて立ち上がろうとし、
「かっこつけるなそこの髭」
がごぉっ!
セリフとともに迷わずぶん投げられた釘バットによって、一瞬にして意識を刈り取られたのだった。
題名を「必殺」「最強」とどれにするべきかでしばらく悩んだ件。クラウド対ヴァンinエルドラント。クラウドが絡むとヴァンはギャグ。というか、釘バットだけで存在感がアピールできるクラウドって一体……?
そう呼ばれる要塞の最奥にて、彼は一人床に坐し、心静かにそのときを待っていた。
敵の手ごわさは、己が副官、そして参謀からよく聞き知っている。
しかし、彼に何のためらいがあろう。この敵に打ち勝たねば、彼の抱く夢に――レプリカ計画に、未来はないのだから。
目を閉じ、吹きぬける風の穏やかさを、落ちた静寂の深さを味わう。その中に、不意にこつ、こつと階段を上ってくる足音が混じった。
来たか。
立ちどまった気配を感じた。息苦しいまでの殺意と殺気が、辺りに満ちる。
彼はゆっくりと目を開けた。
傍らに刺していた剣を構えて立ち上がろうとし、
「かっこつけるなそこの髭」
がごぉっ!
セリフとともに迷わずぶん投げられた釘バットによって、一瞬にして意識を刈り取られたのだった。
題名を「必殺」「最強」とどれにするべきかでしばらく悩んだ件。クラウド対ヴァンinエルドラント。クラウドが絡むとヴァンはギャグ。というか、釘バットだけで存在感がアピールできるクラウドって一体……?
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