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2025/01月
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何色だと思う。
ふとたわむれにそう尋ねてみると、大きな子どもははたりと一度瞬きをした。その肩の線が以前見た時より細くなっていることは知っていたが、あえて気づかないふりをする。
自分は皇帝で、民と国土を何より優先しなければならない立場なのだ。かけてやれる言葉など、なかった。
「しろ、だと思います」
しんとした声に目を戻せば、オリジナルだというアッシュよりも幾分大きく見える緑色の目がじっと見上げてきていた。
「ほう、それはまたどうしてだ」
内容よりもむしろ迷いの見られない声音のほうに興味をひかれて首をかしげると、自分自身白をまとったその子どもは静かに笑った。
それは、俺の世界が終わった場所の色、ですから。
(冷たい壁、冷たい床、冷たい天井、……なにもかもが、そこでは、しろくて)
唐突ですが、実はこのブログのどこかにbrb予告へのリンクが張ってある事実を知ってらっしゃる方はどれだけいるのだろうかと気になっている今日この頃。
……ええ、あるんです、そんなものが。サイト開設当初に悪乗りして書いた品で、作品内のセリフとかがちょこっとネタバレしていたりします。当初、なので、今とあちこちずれてきていたりするのですが。そして勘のいい人にはもしかしたら展開が読めてしまうかもしれない罠。
こういう予告って、冷静になってから「何やってるんだろう自分」と思うことも多々ありますが、書いている間は楽しいものですね。それに、作っていると、話のイメージが固まってきたりして、結構利点もなくはなかったり。今考えている中編の予告もそのうち気が向いたら作ってみようかなぁ。
今日の小話は、brbで、ピオニー陛下とルーク。お題じゃないです今日のは。
時期的には、長編折り返しごろ……? わりとまだ先の話。
アッシュ死亡のあの瞬間って、思うだけでなんだかたまらない気持ちになります。
冷たくて広くて真っ白な場所で、ぽつんと一人ひっそりと冷たくなっていく。
ゲーム中一番報われてなさそうな子は誰かと聞かれたら、ルークと答えちゃうけれど、アッシュも、もうちょっと、こう、祝福されていい子だったと思うのです。
ルークは幸せにしてあげたい子だけど、アッシュはなんかこう、祝福してあげたい……。
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