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「逃げるぞ」
そう言って差し出された手はどこまでもまっすぐで、ためらいなどなくて。
だから。
「おうっ」
お姫さまは笑ってその手をとったのでした。
主催者様、サークル様、関係者様、本当にお疲れ様でしたー。とそんなこんなでたんのうさせていただいてきました、アシュルクオンリー。なんかもう、アシュルク友達作る余裕もなかったですあわわ。みんなすごいよ、あのガッツはどこから来るんだ(←開始30分でばてていた人間)。
イベントのレポは明日に回します。とりあえず、 す ご か っ た ! !
ともかく、今日はようやく記念小話アップとなりました。なんか短いなとちょっと考えていたら、場面変えていないからなのでした珍しく。
アシュルクということで、ED後の二人でちょっとら……ラブラブ、なのかしらこれ。「ラブラブって……」と考えていたらなぜか駆け落ちに行きついてしまった単純思考回路。最初、題名をスペイン語で「恋人たちの逃避行」にしようと考えていたそんな浅はかさ。こ……こんなものでごごごごめんなさいっ! うちでラブを目指すのがそもそも間違……ごふ。
上の短文は、記念のつけたしというか前ふりというか、こんなやりとりがあって、あんな話になるんですよーっていう。というか、アッシュは本当は式なんてさぼらない真面目でいい子だと信じていますうん。
書いている間中、L'Arc~en~Cielの「READY STEDY GO」を聞いていたので、そのノリで書き上げたものだったり。ええと、ハガレンのopに使われていたあの曲です。ハガレンのop・ed曲ってよくよく聞いていると、アシュルクにもぴったりなのが多いなぁ。
小話の方、7000いくまではトップに飾っておきます。多分。その間はお持ち帰りフリーです。煮るなり焼くなり焦がすなり、もう好きにしてください。
題名の元は、先ほどのわたしの気持ちです。父上……頼みますから、娘が今から夕食を食べようというときに電話をするのはやめてください。トマトリゾット冷めるからー!! しかも追試の話はやーめーてー!
まあその話は置いておいて。
先ほどは華麗にスルーしてしまいましたが、ここでちょこちょこ書いている短文、たまったらその都度テキストページにまとめて上げていくことにします。作品数増やそうという意図が見え見えですね。
ほほに何か温かなものが落ちてくるのを感じて、重くなったまぶたを少しだけ上げた。雨、だろうか。
けれど、せまい視界に広がったのは黒い雨雲でも青い空でもなくて、自分の大好きな、優しい新緑の色。
普段は感情の色を映してくるくるとよく動くその色に水が膜を張ってゆらゆらと揺れているのがかなしいのに、なぜかうれしくて。
彼はそっと微笑んで手を伸ばす。
どうか泣かないでください。(あなたを悲しませたいわけじゃなくて)
雪が積もりましたー! すごいすごいすごい! もう大興奮です。
実家が暖かな地方で、なかなか雪なんて降らないし、降っても積もったためしがないので、朝起きて外見てびっくり。「ぎゃー」とか叫んでました。(隣近所の方、ごめんなさい)
雪かき集めてみたりとか、新雪に足跡つけてにまにましたりとか、手袋とって雪を手で受けようとしてみたりとか、ちっちゃい子と一緒になってはしゃいでました。こんなさらさらした雪も初めてだ!
本当は雪だるま作ったり雪合戦したりもしたかったのですが、なぜか周りから冷めた目で見られて……え、なんでみんなそんなに普通なの。このへんって雪が積もるの、まれなんじゃないんですか。一人浮き気味で、ちょっとしょんぼりです。
で、肝心の試験は……うん、やっぱりやめようこの話。前期の試験はラストが○×クイズだったのでなんだかなぁという気分でしたが、後期の今回は久々に普通にひっそり落ち込みました。は、春休み、スペイン語復習しとこう(もう遅い)。
ともかくもう終わった話なので、明日からはまた更新に励みたいと思っております。企画さっさといい加減出したい……。明日せこせこ地味に作業して、明日中にはアップしたいなぁと。
非常に関係ないですが、前からこそこそと足しげく通っていたサイトさんの管理人様が実は同郷の方だったらしく、うっかり「わたしもです!」などと名乗りを上げたりしていました。というか、同じ市の出身って……え、えええーっ!?
灯台もと暗しというか、ネットの世界は意外にせまいというか……驚きと興奮のひと時でした。
ええと、一応なんだかんだに区切りがついたので、明日はちゃんとためていた拍手と一言にレスを返していきたいと思っています。長らくお待たせして(というかいい加減見切りをつけられている気も……)すみません。
ちなみに今日のお題は「雨花」様から。イオンさまで、例の火山イベント。最近、かっことじでしめるのが多くなってきたような気もしなくもないですが、まぁそこらへんは気にしない方向で。イオンさまは強いな、と感じさせられたイベントでした。35歳の軍人をも諭せちゃうお人ですから。
教団のトップとして在る間、彼は様々なものを見たのではないかな、と思います。あの芯の通った態度は、刷り込み云々だけでは納得がいかない。きっと悲しくなるようなこと、やるせないこともたくさんあったのではないかしら。
そう言った時の彼はどんな表情をしていたのだったか、もう思い出せない。頭をかき混ぜる手のぬくもりも。
人は前に進むために、大切なことをどれだけ失っていくのだろう。
昨日に引き続き、過去の遺物を引っぱり出し。FF7ならわりといっぱいあるのです。アビスははまってから実はそう日が経っていないので、そんなにネタメモも多くないけれども。
今回のは、FF7をノベライズしてみようかなんて無茶で無謀なことを考えていたころ書いていた断片。実は序章なんかはできていたりするんですね、これがまた。今はいろんなサイトさんのノベライズ見て回って、自分には無理だと思ったため書いていないです。でも、そのうちもう少し文章がまともになったらいつか書いてみたいな、とはひそかに思っていたり。アビスは……エンディングをものっそい書きかえてしまいそうでできないな。書いてみたいけれど。
明日の試験さえ終われば、あとはお休み期間突入です。ようやくサイト更新とゲームが自分の中で解禁できるっ!
(だって、彼以上に儚いものなんて、自分は知らない)
彼が残した譜石の欠片を握りしめ、昨日に戻りたいと切に願った。
(これから歩む「明日」には、もう彼はどこにもいない か ら )
イオン様追悼中のルーク。題は「雨花」様。イオン様は器の大きい人だったと思う。本当に。
ルークはがしっと捕獲してきて頭をうりうり撫で倒してあげたい子ですが、イオン様は手をつなぐだけでいっぱいいっぱいになりそうです(わたしが)。ちなみにアッシュはほっぺたつまんでぐりぐりってしてみたくて、セフィロスはあの髪にぶらさがって思いきり重力に従って引っ張ってみたくて、クラウドはちょっと元気のなさそうなときにあの頭をぽんぽん軽く叩いてあげたい。そう思うわたしはいい加減歪んでますかそうですか。
あと一週間に迫った某オンリーに一人で出かけるのが大変心細くて、大学を機に上京してきていた小学校時代からの悪友を誘ってみたのですが、「俺にそんなところへ行けと?」と逆にすごまれて断られてしまいました。小学時代、ともにB級ホラー映画見てびびった仲のくせにー! ……やっぱり、男の子は駄目か。
……だって、女の子で関東住んでいてしかも折よく腐女子ですっていう子、いないんですもん……しくしく(泣)。
地元のイベントなら何度か行ったこともあるのですが、こんな都会で、しかも自分の好きなジャンルオンリーなんて、初めても初めてなので、ほんとドキドキです。ま、迷わずに時間までに着けるのかしら……。
あ、あの、「わたしも行くよ」って方いらしたら、当日、会場で一人でうろうろしてる不審者いたら間違いなくわたしですので、よ、よろしければ、お声などかけていただけると……アシュルクでたくさんお話しさせてくださいっ!
目印は長い髪っ、きっと引っ張ればいい感じ!(いや嘘です引っ張らないでください)
ええと私信であれですみませんが、昨日はUさんと電話でおしゃべりさせていただいて、もうすごく感動でした! セフィクラはわたしが一方的に語って「はいはい」と相槌打ってくれる人がそれでもいたからいいんですが、アシュルクについてあんなに語れたのってもう本当に初めてで! すっげーよすっげーよと心の中で素に戻りながら、感動のあまりテンパってました。でも楽しかった!(満悦) Uさん、長々とお付き合い、本当にありがとうですm(__)m もう是非またお話させてください!(←迷惑者)
「……べそべそといつまでも泣いてんじゃねえよ、7歳児」
背中越しのぶっきらぼうな言葉に、つい笑いが口元からこぼれてしまった。
「別に、かなしくて泣いてるわけじゃ、ないよ」
これは、嬉し涙なんだ。
今回のお題は「雨花」様じゃなくて自分のところから。泣き続ける七歳児を思わず心配してしまうちょっとガラの悪いお兄ちゃんと、そんな心配のされ方が嬉しくて幸せでますます涙が止まらなくなってしまう七歳児。わたしの中のアシュルクは一番いちゃついていてきっとこんな感じ(わかんないよ)。標準装備は愛ある兄弟喧嘩。
長編のラストでもこのぐらいほのぼのな空気でいてほしいものです。是非。(いや、まだ全っ然終わりが見える気配ないですが)
今までFF7のコンピレに関しては、どれだけ後付け設定がなされていようと、どれだけゲーム本編を噛ませ犬にしてようと、「まぁ、パラレルと思えば別にいいかな」で通していたのですが……ごめんスクエ×さん、今日ものすごく考え変わりました。とりあえず一言だけ。
ジェネセフィ成り立つようなゲームを作らないでください。
……いやですね、ガクトは嫌いじゃないんだ、ガクトは。ついでにね、セフィロスも好きですよ? こういうサイト作ってるくらいなんだから。でも、でもね。
その二人を混ぜちゃダメ。
ガクトはガクト、セフィロスはセフィロスで笑わせてください。別にジェネシスが嫌いってわけじゃないの。ただジェネシスがあそこまでガクトだと……うん、なんかもう、ね。
そんなことを思った休日の昼下がり。レポートの息抜きにとやっていたネットで思ったことでした。
『セフィロス喜べ、ミッションだ。今すぐヴィンセント宅へ侵入し、ダブルベッドを奪取してこい。ほら、ラルゴさんにもらったのに使ってないあれ。ついでに奴がまだ寝てるようなら、奴の棺桶に穴あけてやるのも忘れずによろしく。あ、ダブルベッドは、書斎の隣の空き部屋に放り込んでおいて』
受話器を持ち上げたとたんに流れてきた相棒のセリフは、読書中だったセフィロスを混乱に陥れるのに十分足るものだった。
ヴィンセントはともかく、なんでダブルベッドなんぞを奪ってこなければいけないのだ。
「すまん、クラウド。話がさっぱり見えないのだが」
『大丈夫。あんたはただミッションを遂行すればいい。三十分後にはそっち着くから、それまでに頼むな。ちなみにこのミッション、重要度Sだから』
……つまり、遂行しなければ地獄が待つということか。
言いたいことだけ言って一方的に切れた電話をしばし睨みつけ、セフィロスは本を置いてしぶしぶ踵を返した。壁に掛けてあるマスターキーを取って、玄関に向かう。
ヴィンセントの部屋は同じアパートの二階なのだから、どうせすぐに行けるだろう。そもそも、ここで逆らえば後が怖い。
「しかしダブルベッドとは……またペットでも連れ帰る気か」
セフィロスは部屋を出ながらひとりごちた。ついでに今までのペット騒動の数々が頭をよぎり、一気に気分を急降下させる。もう、あのような面倒事は勘弁してほしいのだが。
深々とため息をひとつ。すっかり吐ききってから、きり、と眼光も鋭く顔を上げる。
とりあえず、まずはダブルベッドだ。ヴィンセントの棺桶もぶち破って、当人を引きずり出してやらねばならない(だってあの幽霊が起きているはずがない)。合成金属でひそかに強化されたあの棺桶を破るのは相当の手間だろうし、寝ぼけたヴィンセントは当然カオス化するだろうから、戦闘も避けられない。はたして三十分以内にけりがつくかどうか。
目の前に横たわるそれらの問題を無事に終えてから、その上で、ダブルベッドの使い道については思いを馳せることにしよう。
心の中でひとまずの整理をつけ、セフィロスは階段を下りはじめた。片手に固く、正宗を握りしめ。
その三十分後。
凄惨な戦いを潜り抜け、見事ミッションを果たした彼は、幼い赤毛の双子に出会うことになる。
それは彼の日常が色づき始める、小さな小さなきっかけ。
出来心で書き始めたら、ちょっとえらいことになってしまいました小話。mix「たとえば~」の、双子に出会う直前のセフィロスさん。ヴィンセントさんは強化棺桶で寝起きする人らしいですよ。寝起きが悪すぎて、いつもクラウドが仕事に出る前に(文字通り)たたき起こしてあげています。カオス化なんて日常茶飯事らしい、そんなアパート生活。囲碁友達のラルゴさんは、棺桶で寝るヴィンさんが不憫で使い古しのベッドくれたそうです。いい人。
短い割にやたらに内容が濃いですね。ついでにこれ読めば、「たとえば~」がどんな路線でいくかが大体想像つくというものです。色々と突っ込みどころがありすぎますが、そこは気にしないでいきましょう(おい)。
この間書店で「断章のグリム」最新刊を立ち読みして以来、「シメキリシメキリ、レポートレポート」とささやきながら追いかけてくる、白いのっぺらぼうのスライムな狼さんが夢に登場し続けています。い、いろいろな意味で怖いんだけど、こうして書いているとギャグに思えてくるのはなぜでしょう……。最後の方の、狼さんが化けて「開けて開けて」ってセンターの扉を叩いてくるシーンはインパクトありすぎでした。あのシリーズ、買わずに全部立ち読みで済ませているけれど(本屋さんの敵がここに!)。
ええと、本日、実はもうひとつサイト(?)を立ち上げてしまいました。ブログサイトで、お題配布サイト。でも、自分のところで使わないお題ってそれはそれでどうなんだろう……。時たま、気が向いたときに更新する程度のつもりなので、たぶんこっちの更新速度に支障は出ないんじゃないかしら……。見かけた場合は「あらあら」と笑って流してくださるとうれしいです。うん。
「ちっきしょ……」
暗い路地裏の突き当たりでずるずると座りこんだ。手当てした脇腹が、それでも軽く疼く。
――剣に私情をはさむなと言ったはずだが。
頭の中で奴の声が再生される。腹の立つ口調までそっくりそのまま。
「……るっせぇよ」
小さくつぶやいて、足を抱きかかえた。
一人でやれる。
そう言い張って、今回の仕事をもぎ取ってきたのに。成功してもこれでは、また呆れられるだけだ。
ただ自分の力を認めてほしかった、それだけなのに。
唇を噛みしめ、目を閉じる。
分かってる。あいつにとって、自分は足手まといどころか、単なるお荷物でしかないということ。何も言わずに連れて歩いてくれるだけで感謝しなければならないのだということ。
でも……それでも、対等に扱ってほしいと思ってしまうのだ。
膝に額を押しつける。前まで垂れてきたらしい長い髪がさらさらと足に触った。
あの背中に追いつける日は来るのだろうか。
一向に更新される様子を見せないmixの「コイメシス」設定で、15歳ぐらいのアッシュ君……です。だから、人様に分からないようなネタで小話するのは や め よ う よ !
アッシュに関してはどうせ一話である程度ネタバレするつもりなので、まあここで設定をごそごそと。ええと、彼は10歳のときにちょっととある事情で銀髪背高のどこかの剣士(……ってモロバレか)とお知り合いになり、やっぱりとある事情でそのままついていくことになります。その事情には金髪とか赤髪とかが関わっていたりするのですが、まあそこら辺は置いておいて。文中の「あいつ」はもちろん剣士さんですね! 道中、お二人で賞金稼ぎをやったりするのですが、剣士なあいつに対抗意識を燃やしたアッシュが……というのが上の短文(無駄に長い設定)。
途中で花売りの人とか針ねずみなあの人とかお髭様とか忍者娘とか導師守護役とか酒場の看板娘とか金髪社長とか苦労人の額ぼくろとか棺桶引きこもり男とか華麗に参上青年とかパイロット兄妹とかロケットパイロットとか暴走王女とかネコ型ロボットとかツンデレおじさんとかいろいろ登場して、アッシュをたくましく打たれ強い子に変えてくれる予定です(長いよ)。もちろん基本はアシュルクでセフィクラなんですが。あ、意識集合体と母さんも出るか。
ええと、気になる方は言ってくださればこっそりお教えしますよ? プロットだけですが(要らん)。きちんと更新できるのはまだ先のような気がするので。
あ、更新と言えば……ううん、今週は更新無理かなあ。水曜には試験も全部終わるので、遅くてその辺りには更新したいと思っております。5000hit企画の方も。そしてそのあとは……部活とサイト三昧の生活に……ふふふ(怪)。
そういえば、一か月先の話ですが、2月末から3月にかけ、ちょっと部活の関係で一週間ほど四国へ行ってまいります。要するに合宿なんですが。なので、その間はモバイル版ブログだけでの更新となります。すみませんーっ! ……それにしても、一週間か……長いな。無駄にすごく鍛えられそうで、今から少しおののいています。手とか痛めちゃったらどうしようっ? 向こうで出会う人、手加減なしって聞いたんですけど!
かすかな旋律に耳を傾ける。
仲間であった人たちと離れてから、主である少年がこうして時々歌ってくれるようになったその歌は、栗色の少女のものともまた違い、耳に優しくなじむ。歌の上手下手は自分にはよくわからないけれど、ちょっとかすれ気味の声が紡ぐ旋律は聞いていると落ち着くし、好きだ。
けれどもなぜだろう。歌う少年を見ていると、時々胸のあたりがきゅうと縮まるときがある。わけもなく、泣きたくなる。
少年はすぐそこにいるのに、世界がひどくさみしく思えた。
逆行ルークを見つめるミュウで。譜歌つながりです。どれだけわたしはルークに譜歌を歌わせたいの。
ゲーム内では、割とミュウがちゃんと画面に出ることが少ないので、一週目、「このときミュウはどこにいるんだろう」とよく考え込んでいました。ミュウとルークのやりとりはゲーム通して癒されるなぁ。ミュウにはそのうちぜひ、アッシュとも絡んでほしいものです。きっとミュウに対して扱い同じだと思うんだ、あの二人……!
今、エンドレスでENYAのCDを流しています。ENYAも癒される……。
猫によく似た尻尾を体に巻きつけて丸まりながら、未だ帰らない半身を思う。
この白い部屋は、電気を消されると、逆に真っ黒に変わってしまう。行き交う白衣の男たちは、黒くて怖い悪魔の手先に。
ひたひたと悪魔が近寄っては離れていく気配を感じながら、ただただ兄を心の中で呼び続ける。
アッシュ、早く。早く帰ってきて。
二人で丸まって寝たなら、悪魔だってもきっと怖くはないのに。
もうこれからしばらく、特に表記がない限り、お題は「雨花」様ということで了解お願いいたします。今日のはmixでルークの過去話をちらりと。いい加減先に本編書き上げ て く だ さ い よ こま さ ん!
ええなんか結局日付ゆうに飛び越しての更新でごめんなさい。そして遅くなった割にちっとも話が進んでない……いや、ピオニー陛下出たしうん! 切るところがここしか思いつけなかったので、すごく短い話ですみません……ルークが秘預言詠むところ書きたかったのです。というか、変なところで切っちゃったので、次がちょっと長くなりそうで、どこを削ろうかと悩んでます。そろそろ軽い空気にシフトチェンジしたいなぁ。それに、あとちょっと頑張ったらアッシュが出て「屑」を連呼してくれそうな予感がするので(予感ですか)、さっさと書いてしまいたい……もういっそ、そこまですっとばしてもいいでしょうか(だめに決まっています)。
一応アッシュまで出たら、ようやく「起承転結」の「起」の部分が終わるはずなんですが、「これでまだ起!?」と自分でびびっています。最初の予定は ど こ に い っ た ! ぐだぐだと無駄に長くなりそうな作品でほんとにすみません……。
ええと先日言っていたPCゲームのシェアウェア版手に入れたついでに、PCの中をちょっと整理していたら、高校の時に書きかけのまま放っていた小説らしき物体を発掘しました。いや、今のPC、4月に買い換えたばかりなのですが、そのさいに前のやつのデータ、確認もしないまま全部放り込んでいたので。
で、読んで軽くノックアウト。「絶望を贈ろうか」とのたまうイカの声が頭に響きました。どうしたらこんなに暗い話が出来あがっちゃうの! 高校の時の自分を座らせて、半日ほど質問攻めにしたいです。
男の子二人に女の子がいて、どうして恋愛模様に発展しないのとかまぁそこらへんはいいのです。それより、この救いのない展開はなんなの。読みたい人いないと思うよ、正直。
色々自分にだめだしして自分でダメージ受けていたそんなある祝日の昼下がり。brbも展開が暗い暗いと自分で思っていましたが、あの話に比べれば断然ましだと気づけたことが収穫と言えば収穫なのかもしれません。