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 状況は最悪だった。
 総大将のアルマンダインはケセドニアへ向かったと聞かされ引き返すことにしたはいいものの、軍服を着ていない一行の服装からは敵味方の判断ができないのか、マルクト兵だけではなく、ダアトの神託の盾兵、果てはなぜかキムラスカ兵とまで一度ならず剣を交えるはめになったのである。
「もー、どうして停戦のために動いてるあたしたちが戦わなきゃなんないわけっ!」
 アニスの叫びが全員の心を代弁する。
 まったくだよ。内心強く同意しながら、ガイは目の前の騎士団員を斬り伏せた。
 初陣だったのだろう、幼さを色濃く残したその兵士は母の名を呼びながら冷たくなっていく。やりきれない。
 少しの間その兵士への黙祷を捧げると、ガイは顔をあげた。朝霧の向こう、疲れきった様子のナタリアと目が合い、ただ黙って首を振る。きっと自分も同じような表情をしているのだろう。
 口論をしている余裕など最早なかった。
 昼は隠れながら移動し、夜は火も焚かずに暗闇の中で眠りにつく。それでも時々はこうしてどこかしらの兵に見つかり、戦いになるときもある。
 それでも今日明日歩けば、戦場を抜けられるはずなのだ。その希望だけを頼りに嫌な疲れを背負いながら歩きはじめたガイの隣に、いつの間にかイオンが並んでいた。








 9話の兵士に見つかりまくるバージョン。すごく暗いし、話的にも関係ないわなーということでばっさりすっぱり削除。本当はこうなる予定だったんです。
 今回のお話は突っ込んだら負けです。ええ、負けますわたしが(お 前 かよっ!)。別名「タルタロス補完計画」。タルタロスのためだけにあるようなお話です。気にしちゃいけないんだ ぜ ! ……後日、きちんと加筆修正しなおします。多分。
 時間にずれが生じているために橋が直せなかった罠。神の助けとばかりに現れたフリングスさんが救世主に見えたのは、ナタリアさんじゃなくて主にわたしです。タルタロスをジェイドたちがとったらナタリアたちはどうすればいいんだー! となっていたところに颯爽と現れてくれたフリングスさんに大感謝です。多分、このあと、お船か何かに乗せてもらって一路ケセドニアへ。

 物書くたびにパソと戦っている気がします。というか、vistaと戦ってる。
 もうすぐ付き合いだして一年になるのに、未だ自分のパソの思考回路が分かりません。っていうか、毎回毎回セントビナーを一発変換で「千飛びなー」にしないでほしいと思います。他にもナタリアとかアスターとか、人名でたくさん戦ってる……きちんと辞書に登録してるのにどうして出てこないんだこいつは。

 今日は拍手レスです。お心当たりのある方は下からどうぞー!










拍手レス>

3/27 22:50 頑張るルークがかわいかった~ の方へ
 え、勇気いただいちゃったのはむしろこっちの方ですよ! 嬉しい言葉をありがとうございます!
 いつもいつも自分でダメ押ししながら、へこみながら書いているのですが、このようなものでも誰かにいい意味で影響を与えられていたら、すごく嬉しいし、幸せだなぁと実感します。
 これからも七歳児はあれこれと試行錯誤しながら頑張っていくと思うので、見守っていただけると幸いです。本当にありがとうございましたー!
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