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 そう短くもない……いやはっきり言おう、その辺りの人間たちよりははるかに長く生きてきたこの身だ、嫌いな相手、憎悪を通り越し殺気すら覚えた相手はそれなりにいる。その筆頭が、あの無能極まりない陰気な科学者や、品のなさが如実に顔と笑いと体つきに現れたあの髭だるまだったりしたのだが。
 しかし。
 嫌いではないが苦手と感じてしまう相手も世の中には存在するのだということを、今晩オレは初めて知った。言うまでもないだろうが、暴走王女のことだ。
 幽霊たちの幼なじみなのだというあの少女が、謝罪の気持ちを込めてあれこれと世話をしようと申し出るのは構わない。……だが。
 王女が動くそのたびに、オレの方に何かと物が飛んでくるのは、はたして気のせいで済む問題なのだろうか。そうやって考え込む端から、まだ湯気をたてている茶がコップごとこちらをめがけて跳ね跳んでくるのを卓上の盆で受ける。もしかして狙われているのかオレは。
 ……いい加減辟易したので、王女には、半径五メートル以内に入らないように部屋の対角線上でじっとしていろと言っておいた。(王女のうなだれる姿を見たせいか、途端にクラウドや幽霊たちの視線が突き刺さってきたが無視することにした。オレのせいではない)
 ともかく、そうやって皆が宿屋の一室に落ち着いたところでようやく、先ほどの幽霊たちの話の続きになった。幽霊幽霊と連呼してきたが、どうやらこいつらは生きていると言えない状態ではあるものの、完全に死んでいるわけでもないらしい。言ってみれば、器をなくして床にこぼれた水というところか。普通なら水はやがては床にしみこんでなくなってしまうところだが、ローレライとかいうその存在いわく、それを器に戻す反則技があるのだという。……いやな予感がするのだが、まさかジェノバ絡みではないだろうな。
 ジェノバ絡みならば断固として断るつもりで幽霊……と呼ぶのもおかしいか、ともかく赤毛たちをじろりと見ると、短髪の方がいささか涙目になり、長髪の方が毛を逆立てて睨みつけてきた。そのような顔をされると、こちらがいじめているような気がして、どうにも居心地が悪いのだが。
 対称的な二人をそのまましばらく見下ろしていると、何を勘違いされたか、「まあまあ」と軍人らしき男に取りなされた。次いで「私たちからも協力をお願いします。あなた方にもそう悪い話ではないと思いますが」というその男の言葉に、隣を見やる。
 ここが異世界でそのローレライとやらがオレたちを呼び出した張本人だとしても、あちらの世界に見知った者がそういるわけでもなし、特に未練も執着もないオレとしては別にこちらに留まることになろうと構わない。だが、バイクもない、チョコボもいないとあらばオレはともかくクラウドにとっては死活問題だろう。それに、まだ十分元気とはいえ老いたナナキのこともある。そう思いながら見ていると、クラウドは何やら考え込んでいたようだがややあって「とりあえずさ」と顔を上げた。
「どうしてその子たちがそんな状態になったのか、ローレライとかいうそいつとあんたたちの関係は何なのか、そこら辺から聞きたい。協力するかどうかはそれ次第かな」






 予定からはるかに遅れましたすみません(そして日付に偽りあり)。自分でも、どこまで書いたかちょっと覚えていなかった。危ない。

 なんだかなんやかんや課題やバイトが立て込んでいたり、幻水1と2を勢いでクリアしてしまったり、うっかり友人から噂のバサラ2をお借りしてしまったり、しま した。後半ちょうかんけいない。
 幻水、1は「ぐ、ぐれみおー!」でしたが、2は「じょ、じょういーっ!?」でした。それに2の坊ちゃんが美人すぎてびっくりしました。坊ちゃん可愛いよ坊ちゃん。あと、ムクムク隊長がムササビのくせに可愛くて強くてめろめろになってます。あの子、後衛で素手のくせに力がものっそい強くて鳴き声可愛いんですが、もうどうしたら。攻撃した後にばふって地面に倒れこむ姿見て毎回癒されています。次に好きなのが青いのとでかいの。青いのとでかいのと坊ちゃんは三人でじゃれていればいいと思います。
 バサラの方は、今青い人とおまつさん中心に育てています。いや、青い人早くてコンボ数稼ぎやすくて使いやすいです。おまつさんの最強ぶりには負けていますが。
 OPで空飛んでたりなんたりしていたので、てっきりFFDDよろしく空中戦もOKなのかと思いきや、堅実に地面での戦いばかりでちょっと意外だったのは内緒の話。そして障害にぶつかるたびに、「DODに比べればこの程度……!」と自分で自分に言い聞かせています。だ、だんしんぐべいべーに比べればこのくらい……っ!(あれは今でもわたしのトラウマ)仲間もいるし回復アイテムも多いし、絶対こちらの方が楽だと思うのです(というか、DODのあのシビアさが異常過ぎたと言えばそれまでなのですが)。ああどうしよう、DODもまたしたくなってきた。
 青い人と赤い人と前田の風来坊とおまつさんに触ってみて、今のところ一番好きなのは次郎丸かな(キャラものっそい関係ない)。次郎丸のあの神々しさは、大神の某白いお犬様に通じるものがあると思います。


 バトンをいただいていたり、他にもするべきことが色々あったりするのですが、スイマーが襲ってきたので、そろそろ寝ようと思います。おやすみなさい。
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