≪04月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 06月≫
屋敷のメイドにお使いを頼まれたその帰り道、ガイはそのうちのひとつをのんびりと上っていた。
運悪く、最上層直通の昇降機がメンテナンスにはいってしまったらしい。とは言っても、急ぐ理由があるわけでもない。休みでもないのにこうして屋敷の外で羽を伸ばせる機会もそうそうないからと、気晴らしついでに別な昇降機の元まで歩くことにしたのだった。
気持ちの良い初夏の昼下がり、坂の両側に立ち並ぶ石造りの家々がうまい具合に影をつくっていて、なかなかに涼しく快適だ。くねくねと曲がる石畳の上の方から、透明な空気の流れがまっすぐに駆け下りてきて、ガイのほほをさらりとなでていく。
どこかで子供たちが遊んでいるのだろうか、明るい歌声が辺りの壁にぶつかっては消えていく。
おーにさーんこーちらー てーのなーるほーうへー
ああ、鬼ごっこか。
その歌声に懐かしさを覚え、ガイは束の間その場に立ち止まった。
かつて――そう、あの白く優しい故郷にいたころ、自分も姉たちとよく追いかけ合ったものだ。
そっと目を閉じると、すぐ横を、8年前の幼い自分と姉、それから従者でもあった幼なじみが、笑い声を立ててじゃれあいながら走りすぎていくような気がした。
おーにさーんこーちらー てーのなーるほーうへー……
ガイは静かに目を開ける。
目の前の道には、誰もいない。前にも、そして後ろにも。
苦く笑って一度頭を振ると、ガイは再び坂道を歩き出した。
そんな感じで、第一回はガイでした。多分、14歳のころ。ルークが「誘拐」されるちょっと前ぐらい。
ガイラルディア姉弟に、幼少時のヴァンデスデルカさんはかなり振り回されていたと思います。子供ならではの無理難題を押しつけられることもあったんじゃないかなー。多分、一番の権力者はマリィベルお姉さま。
あくまで、みんなのちょっとした日常がテーマなので、やまなしおちなしいみなし。そのうち、ヴァンデスデルカとか変わり種が出そうな自分の頭が怖い。(ああそうですか)
携帯版もアップしたので、改めてもうちょっと長編について語ってみます。
あとから見直してみると、いつもにもましてあちこち飛ばした感のある文章です、ね。ここまでハイスピードだと、いっそ驚嘆に値する。
ちなみに最初、シュザンヌさんの登場がほんとに最後の数行しかなくって、「副題と違う!」と焦って書きなおしたのはいい思い出。この次の副題が父子なので、展開がバレバレな気もしなくもないです。
その時点までのいきさつをどこまで文章にしてよいものか、毎度毎度悩んでいます。ここに来てくださる方のほとんどはゲーム中の展開をご存じの方だと思うので、みんなが承知済みのことをわざわざ文章にしていいのかっていつも思う。
っていうか、説明がさらりとできる人になりたいです……orz いいかげん説明くどい。要らない。
ええとそういえば、今回のお話でガイが居場所がどうたらって一人語りしてますけど(一人語りってお前……)、これ、逆の見方すれば、ルークにも当てはまるんじゃないかなって書きながら思っていました。詳しくはまたそのうち番外編辺りで補足したいと思っていますけれど、本編中のアッシュにも、すでにアッシュなりに居場所とか人との絆はあったわけで、ルークが今やっていることは、もしかしたらそういうものを壊す、ことでもあるのかもしれない。
それは勿論、アッシュだけじゃなくて、ルークが切り離してしまった仲間たちにも言えることですよね。ルークは関わらなければ悲しまなくていい、というようなことを言っているけれど、やっぱり、あったはずの絆、結べるはずだった絆が、結ばれることなく消えていってしまうのは悲しい。
……それでもルークは、アッシュが生きているのならただそれだけで、って答えるのだろうけれど。
全然関係ないお話ですが、火曜日は部活の先輩方と四人も鉢合わせしてしまって、大変いたたまれない心持ちになりました。……や、すみません先輩、去年あんなにご迷惑をかけておきながら休部だなんて……!
しかも誰一人、休部について責めることなく体調を気遣ってくださったのがまた……ただ今、自分がとてつもない悪党になってしまったような気分です。
あ、ひやむぎで指を切りましたって友人に言ったら、大爆笑されました。
……で。
以下はかねてよりためまくっていた一言・拍手へのレスです。本当に、今わたしは魔界の海に沈んでくるべきなのだと思います。す、すみません……!
なんかですね、ちょっとショックな一日でした……。
教授に軽くシカトされ、人には待ちぼうけを食らい、あ、あげく……あげく!
好きな絵師さんがlament○本(伏せ字になってない!)出してたの、今さら知ってしまった……。
なにがショックって一番最後が一番ショック。あう、あの方の本って、すぐ売り切れるし、しかも中古でも出回らないからなぁ……。あああ、大好きな方の大好きなにゃんこ本だったのに……っ。しかも、今さらかよってお話ですよね……一か月以上も前のことなのに。何で気づかなかったんだろう……しょぼん。
話は一転しますが、リクの受付は終了ですー……。リクエストしてくださった方々、ありがとうございます。
ネタはこれから考えます、って思いついたものも実はあるのですが。
というか、短編のつもりで考えていたらなぜか中編になりそうな勢いのものが……ええと、さなさま、mix設定で中編、書いちゃってもよろしいでしょうか……?(超私信)
とりあえず、今月は、一週間に最低一度の更新を目標に、でも気負いすぎない程度に頑張っていきたいな、と思います。(あくまで目標は目標だもの、ね!)
まずは今週! もうちょっと頑張ってみよう。
今日は一言の方のレスです。いつも、温かな言葉をありがとうございますっ!
明日は学食で楽しく日替わりラーメンをつついてこようと思います。
リンクがさりげなく増えていますが、いつものことですね。
今回は前々からひっそりこっそり通わせていただいていた携帯サイト様を数件。FF7の方もこっそりリンクさせていただきたかったんです、け、ど……なんかパソコンからだとアクセスできないらしくて……(涙)。そろそろ、テキストサイトというより、ブクマサイトになってきてはいないかと心中心配でたまらない今日この頃です。
で、更新の方で最近気づいたこと。多分何がいけないって、長編の次なる目標を「おひげのひと登場!」にしてしまっているのが、一番いけないのだと悟りました。この目標、あんまりモチベーション上がんないよ(酷)。
でも他のを目標にしてしまうとさりげなくネタバレになるので、もうしばらくはこの目標かかげて足掻いてみようと思います。
このごろ、周りの友人たちの様子が不安でなりません……いや、「つんでれっ!」を捨て台詞に電話を切るって……一体何があったの、あの子……ちょっとお姉さんびっくりですよ。
この前も、別の友人から、覚えもないのにいきなり「何事!?」とメールがきて、「あなたこそ何事ですか」と文面見て思わずつっこんでしまいました。夏が近づいているからか……意味不明な行動をとる人が多すぎる。
例の謎ランキングの方は、今日見てみたら、新たに「秋葉原な人」という項目がつけ足されていて、わたしに五票も入っていまし、た(ちなみにわたししか名前が書いてなかった)……これは、オタクオーラが出ている人という意味なのか、それとも電気製品買いあさっていそうな人という意味なのか……判断に苦しみます。そして、わたしまだ一回も秋葉原行ったことないんですけどね!(今度Uさんと一緒に突撃する予定ですけどねっ)
そして話は変わるのですが、ハニーが今度引っ越す予定の街が非常においしそうなところなので、正直うらやましくてたまりません。安くておいしいものがいっぱい食べられるところっていいよね! 来年の夏は遊びに来なさいと言っていただいたので、遠慮容赦なく押し掛ける気満々でいます。ついでにあの辺りで開催されるイベントもきっちり把握してから行こうと目論んでいたりいなかったり。
ハニー、一緒にイベント行こう、ぜっ!(まじですか)
そういえば、リクはまだこっそり受付中ですー……。とりあえず、水曜まで(なにそのアバウト加減)。個人的には後2人ほど、きてほしいか、なー……なん、て。あ、すみません忘れて忘れてっ。
こういうの読みたいんだけどって言うのがあったら、メルフォなどでこそこそっと言ってやってください。
さて、今日は拍手・一言ともにレスです。お心当たりのある方はどうぞー。
いやな汗が背中を伝っている。原因は勿論、目の前のチビたちだ。
すんごい迫力で詰め寄ってこられたから、今しかたなく事情の説明をしているんだけどな。ほら、人が死んだとか赤ん坊が何人も実験に使われていたとか、そういう生臭い話を聞かせるわけにもいかないだろ? だからすごく遠回りな話し方になっちゃうんだけど、そうしたら、アッシュの目つきがだんだん怖くなってくるんだよ。なんというかな、据わってる?
一応、危ないやつが最近周りにいるから、安全そうなラルゴの家に引き取ってもらうことにしたってことだけは言ったんだけどな、どうも、厄介払いするための言い訳って思われてるっぽい。……や、隣にいるセフィロスの淡々とした話し方にも問題があるんだろうけどな。お前、その事務的な言い方はまずいだろ。
アッシュの隣にいるルークが、泣きもせずに黙って聞いているっていうのが、また怖い。俯いているせいであんまり顔は見えないんだけどな……黒いオーラみたいなものが立ちのぼっている気がするの、おれだけか?
で、話し終えると、案の定、アッシュがすごい剣幕で怒鳴り散らしてきた。……お前な、どうでもいいけど、メリルが起きるから「屑!」って大声で連呼するのはやめろよ。
セフィロスが受けて立ってくれたから、おれが何も言わなくていいのは助かったんだけどな。それでしばらく二人の言い合い見ていたんだけど、ヒートアップするばかりで、どうにも収まりそうにない。
しかたない、ちょっと二人とも黙らせるかっておれがソファから立とうとしたときだった。
「……もういい」。ルークがぽつりと言ったんだ。それが言い合っていた二人の耳にも届いたらしくて、言い合いを止めてくれたのはいいんだけど……ええと、今、なんて言った?
聞き返そうと振り返ったら、丁度ルークが顔をあげたところだった。怒ってるっていうか、なんかキレてないか?
「もういい! 二人になんてまかせないっ!」。叫ばれた言葉も聞き捨てならないものがあったんだけどな、それより、ルークのそのあとの行動の方が問題だった。メリルのところに駆け寄ったかと思うと、抱き上げて窓の方に行って……って、ちょ、おい!
「待てルーク! 窓は玄関じゃない!」ってそうじゃないだろアッシュ! セフィロス、あんたも「さすが猫族」とか言ってる場合か!
……もう、なぁ。ルークが消えた窓見つめたまま、頭抱えたくなったよ。
この間は熱でふらふらしてましたが、今は貧血でへろへろしております。月に一度のこの時期はひたすら「血が、血がー……」とうめいています。怪しいですね。ううー、もっと鉄分摂らなきゃ……。
最近サイトに引きこもりがちなので、またひっそり、某様のところで開催されるというチャットに潜り込ませていただこうかしら、とどきどきしてます。でも、わたし、お邪魔虫な気がする。あのヴァルハラの地において、わたし、屑の価値すらない、地面のちっぽけな埃に等しい存在な気がする。……でも、赤毛で盛り上がりたいなぁ(うじうじ)。
今我が家に大量にフルーチェがあるので、毎日それを黙々と消費しているところです。……いや、わたし、別にフルーチェ好きじゃないんですけど。母さん、どうしてこんなにフルーチェ送ってきたのか謎なんですけど。(まだあと10個以上残ってるよっ!)
ブルーベリー味とオレンジ味とピーチ味があるのですが、ブルーベリーがひっじょうに多いので(割合にすると7:2:1ぐらい)、毎朝の食卓がブルーベリー。紫がかったフルーチェ。明日もブルーベリーです。
フルーチェだけじゃなくて、今変な風に家の中に食料が溜まってまして。変な風にというか、この間ただ飯を食べさせてもらいに行ったときの残り物とか、残り物とか残り物とか。あとは……なぜか、アボカドが一つあったりとか。よそに買い物に行かなくていいのはいいのですが、気づけばあんまり食べないお肉系が多くて、ちょっとうんざりしていたりします。特に今は食欲がないので、なかなか消化しきれない……(涙)。
そんな食糧事情はさておき、今日は拍手・一言レスです! 下からどうぞー!
で、カーティスいわく、ネイス博士のところでも変異遺伝子らしきものは引っかからなかったという。マルクトの遺伝子学の権威が調べても何も出なかったということは、変異遺伝子の線は薄いと見ていいのだろう。
だが、こちらが安心したのを見計らったように「ただ、少し引っかかることがありまして」とカーティスが眼鏡の縁を押さえる。これがこう言うときは正直あまり聞きたくないのだが……言ってもどうにもならないのだろうな。
仕方なく「何だ」と聞いてみれば、どうやら免疫系の遺伝子が人為的に強化されているのだという。「それに、」とそこでカーティスが少し眉をひそめた。この男にしては珍しい。
興味をひかれて促せば、「何らかの病原体に対しての免疫抗体がすでに出来ているみたいなんですよ」と答える。その言葉の意図を理解するのに数瞬時間がかかった。
……おい、少し待て。それはおかしいだろう。
「この年頃の赤子がそんなに早く免疫抗体を獲得するものなのか?」と聞くと、「それなんですよねぇ」となんとも空とぼけたような答えが返る。大体、その「何らかの病原体」とは何なのだ。問い詰めてみても、分からないの一点張りだ。
「何しろ、あまり見ない型の抗体なんですよ。……一応、ディストの方に抗体から元の菌を特定するようにと言ってはおいているのですが……何日かかることやら」。平然と告げられる言葉に、ついこめかみの辺りを押さえてしまった。
……下手すれば、変異遺伝子よりも厄介なことに巻き込まれたのかもしれない。
今日は授業のためのテキストを買いに隣町の駅ビルまで行ったのですが(ハヤカワ演劇文庫なんてちょっとコアなところから出ているものだから近くの本屋さんにはなかったのです)、どこもいつもより人が多かった……パトラッシュ、僕はもう疲れたy(黙)。
お店で働く方も大変だったではないかな……本屋とパン屋に立ち寄ったのですが、両方でレシートでちょっと手違い(?)があって。ほんとにちょこっとだけなのでそんなに気にはならなかったのですが、どちらの店員さんもすごく必死に謝られて、なんだか逆にこちらの方が申し訳なかったです……。
お客さんにじかに接する立場の人って、いつも気を遣わないといけなくて大変なんじゃないかなって思います。クレームが来たりすることもありますし……。
水曜日って学校・職場合わせて結構早帰りの方が多かったりするから、対応するお店の方は大変だなって思います。
で、話は変わるのですが、テキストを買ったついでにハガレンの最新刊と王国心臓2の最新刊とDODの中古を買いました。ついでの方が多いように見えるのは気のせいですよ勿論。
ネタバレをする気はあまりないのですが、簡潔に一言で言うと。
エドのお父さんの名前と、王国心臓2に出てきた「レプリカ」という言葉に過剰反応してしまったわたしは痛い子ですか。
考えたら、エドのお父さんも髭じゃん、とか。レプリカナンバー44の人は最高だ、とか。そんな阿呆なことばかりで頭が占められています。なんかダメだなーわたし。
ちなみに、一番近くのド○・キホーテの店先に、「アリエッタ快速自転車」なるものがずらりと並んでいるのですが、そこでも少しどきりとしてしまいます。ア、アリエッタがこんなに……っ!(違うから)
今日は拍手レスです! いつもぱちぱちありがとうございます!
調査というのは、あのマークの出所を調べてほしいというものだ。あれが何なのか分かれば、赤子のことも自ずと分かってくるかもしれない。少なくとも、これまた一向に分かっていない老人の身元からさかのぼって調べるよりはよほど確実な線だ。
仕事場に踏み込み、相変わらず胃の痛みに苦しめられているらしいツォンの横を通ってやつのデスクまで行ってみたら、資料らしき紙を数枚渡された。よく見ると、マルクト軍が配布したらしい手配書も混じっている。
「どうやら、そのマークはマルクト領内にあった違法研究所のものらしいぞ、と」と椅子をくるりと回してこちらを向きながらレノが言う。聞き捨てならない言葉にクラウドが顔を険しくさせる。
話を聞くと、研究内容はよく分からないが、ともかく数ヵ月前に違法として内部告発を受け、グランツ謡将が指揮を執る第6部隊が研究所内に踏み込んだらしいのだが、すでにもぬけの殻、資料も研究員もどこかへ消えた後だったのだという。
「ヴァンのやつ、肝心なところで抜けてるからなー」。何やらしみじみとつぶやくクラウドは放っておいて、その研究内容についても調べるようレノに要請しておいた。
研究所に、子供。なかなかに不吉な組み合わせだ。どうしてこう、次から次へと厄介事が降りかかってくるのかと頭を抱えたくなる。オレはただ、普通に、人間らしく、一生を過ごしたいだけなのだが。
新型のバイクを見ていきたいなどと言い出すクラウドをなだめて帰途に就いたのだがな、帰ってみると、さらに頭の痛いことが待っていた。ティファのところに、不審者が訪れたらしい。二人組ではなく、団体の方だ。
あまりにしつこいものだからティファが力づくで追い返したらしいが……この分だと、近いうち、アパートの方にもやってくるのではなかろうか。
平穏な生活がほしいと、切実に願う。
苦労人セフィロス。そして、おひげのヴァンデスデルカさんは少し抜けている人らしいです。
ええと、日付越えちゃいました、ね? す、すみません……。
ともかく、拍手・一言レスになります。お心当たりのある方はどうぞー。
いくつかバージョン違いでPCにいれて、繰り返し再生しながらあれこれ作業をしている今日この頃です。
下の件ですが、あまりにも怪しすぎて先ほど親に電話で相談をしたら、「もうお前、玄関に行くな立つな」と言われました。あーうーすみませ ん 。(どうせわたしはおっとりさんですよっ!)
明日(というか今日)は、絶対交番に行って安心感をもらってこようと思います。ちっちゃいことで相談してごめんなさいお巡りさん、でも怖いものは怖いんですよーっ。
そういやいつぞやもインターネットかケーブルテレビの方で、夜の10時にいらっしゃって「名刺を渡したいのですが」と仰っていたお姉さんがいたな……ご、ごめんなさい、怪しすぎて開けられない、です。(……本当は本当にまっとうな方なのかもしれないなーとは思うのですが……)
というか、不審者云々をさておいても、暗くなってから、まったく知らないよそのお宅のインターフォン鳴らすのってどうなのかなってちょっと思ってしまうのです。たとえ仲の良い人であっても、もう少し相手の都合を考えるんじゃないかなって思うのですが……う、うーん、これって地元だけのローカルルールなのかしら。
下の調査の方も、名刺のお姉さんも、どちらも立派な社会人なのだと思うから、なおさら釈然としないなぁって思います。仕事でも、取引相手の方や仕事仲間の都合などを考えて行動します、よね……? 仕事に差し支えがなければ、いいのかな。
ええと、上でなにやらもやもやごにょごにょしてますが、ともかく拍手レスなのです。ぱちぱち、いつもありがとうございますっ!
いわゆる人工ではない、自然な変異遺伝子は高く売れる。もしかすると、あの老人が赤子を手放さざるをえなくなったのは、そうした変異遺伝子に絡んだ誰かに追われることになったからかもしれないとふと思ったからだ。違法・合法を問わず、そうした変異遺伝子を専門に売買する組織は各地に数多く存在する。もちろん、このミッドガルにも。
その場にある設備を使って簡単に調べた限りでは何も異常は見られなかったということだが、念のためマルクトのネイス博士のところに送ってより詳細に調べてもらうことになった。結果が出るまでに一週間はかかるという。……仕方がない、待つしかないか。少なくとも、それまでにレノに頼んでおいた調査の結果は出ていることだろうしな。
それで、仕方なくアパートに帰ったんだがな、帰る道中、兄猫が何を話していたのかと質問攻めにしてきて、うるさくてたまらなかった。だから、こいつらを連れてくるのは嫌だったのだが。
答えれば多分老人が死んだことなど余計なことまで言わなければならなくなるだろうから適当にごまかしていると、今度は弟の方が「おれたちには言えないことなんだね」とむくれだす。
挙句、あともう少しで我が家というところで、赤子がお漏らしをしてしまい、服とアパートの階段を汚されるしな……。きゃっきゃと笑いながらのそれはないだろうと言いたい。
オレの姿を見たクラウドには苦笑しながら「お疲れ」と労われたのだが……どうして、いつもいつもオレが貧乏くじを引かねばならんのだ。疲れすぎたあまりに、何もかもこの赤子の名前のせいにしてしまいたい自分に困った。
もうわたし、ここに就職しちゃってもいいですか。
そんなことを思ったまだ肌寒い春の一日でした。フルコマの授業を潜り抜けた後、なぜか売店の店長と友人と三人で売店改装計画を練っていたこまです。ほんとにわたし、何してるんだろう。
実は思っていたより売店の経営状況が悪いらしくて、慌てて、いかにすれば書籍をもっと売りさばけるかについて語り合ってました。とりあえず、流行ものと黙っていても売れる作家と大学の先生推薦の参考書をメインにいれてけばいいじゃないですかとか言っていたら、「黙ってないで売る努力をしろよ」と友人に突っ込まれました。とりあえず、明日、「黙っていても売れる作家」を知っている限りリストアップして店長さんに教えてあげにいきます。
で、いきなりですが、11話だけ、そのうち(というか多分明日か明後日)大幅加筆するかもしれません。す、すみません……。
や、いろいろ考えたら、なんというかいろいろ次の話に盛り込めなくって、でもこれ以上話数は増やしたくないとかいう単なるわがままです。う、わたし、サイト運営する資格ないなあ……。
で、今日は拍手レスというか、ええと、話が見れないー! という方がいらっしゃったようなので、取り急ぎ。
たぶんモバイル版の方なのかな、と思ったのですが、ええと、どうなんでしょう……? モバイル版の方、先ほどアップしておきました。ほ、ほんとにすみませんー!(>_<) 一応、PC版の方ももう一度アップしなおしておいたので、多分今度は大丈夫かなと思うのですが……み、見れなかったら、また指摘お願いします。せっかく来ていただいているのに、なんだか本当、いろいろ申し訳ないです……。
今日のプチ連載ですが……え、ええと、セフィロスさんが色々と可哀想でごめんなさい。そ、そこ石投げないで!
うちのセフィロスさんはサイト内最強にして同時に最弱です。あ、違う、最弱はサフィールだ。
そんな感じで拍手レスです、以下どうぞ!
今日もアパートの階段のところでそうやって言い合っていたら、丁度ラルゴがやってきた。ヴィンセントの友達で、セフィロスの知り合いだとかいう、あのでっかいやつ。でかいし、ごつごつしてるし、強そうだから(それにあのヴィンセントの友達だから)、最初会ったときはちょっと怖かったんだけど、でも話してみると、セフィロスやヴィンセントなんかよりずっとまともでいいやつだ。どうしてあいつらと友達なんてやってるんだろうな。
それはともかく、そのラルゴに「何を言い合ってるんだ」と聞かれたから、ちっちゃいのが今家にいるんだって話した。そしたらラルゴのやつ、しばらく黙りこんでいたかと思うと、やおら見てみたいって言いだすんだ。ああそういえばこいつ、子ども好きなんだったか。
まぁ別に断る理由もないから普通に家まで連れてったんだけどな、そしたら、あのちっこいのがまた泣きだしているんだ。泣きだすっていうより、これはもう、一種の破壊音に近い。
しかも運悪く、セフィロスもクラウドも何かしていて手が離せないみたいで、泣きやませるやつがいないんだ。「アッシュー、適当にあやしてやってー」って声が向こうのほうから聞こえるんだけどな、でもどうしろっていうんだよ。おそるおそる抱きかかえてゆすろうと頑張るんだけど、こいつ結構重くて、落とさないでいるのがやっとだ。
抱えてる腕はだるくなるし、泣き声は止みそうにないしで、ルークと二人してどうしようかって途方にくれて顔見合せてたら、いきなりラルゴが「貸してみろ」って言ってちっこいのを取り上げてしまった。どうするんだろうと見ていたら、ひょいってラルゴがゆすっただけであの破壊音がぴたりとやんでしまったんだ。すごい。
そのときになってようやくクラウドが手を拭きながら出てきたんだけどさ、そのクラウドにラルゴが「この赤ん坊、メリルという名前ではどうだろうか」って言い出すんだ。
話を聞いてみれば、そのメリルって名前、ラルゴの仕えている人の昔の名前で、なんでもこのちっこいのがその人の小さかった頃に似ているんだとか。
似ているも何も、赤ん坊ってたいがい同じような顔しているんじゃないのかって思ったんだけどな、まぁタマよりはマシだし、何よりクラウドが「それでいいんじゃないのか」って言っちゃったからな。
後から出てきた馬鹿セフィロスはやけに渋い顔してたけど、おれとしてはそこそこいい名前なんじゃないかなと思う。……ジェリシエールには負けるけどな。
そんなわけで、ようやく名前の決まった赤ちゃん。赤毛のネーミングセンスはきっと悪いに違いないと信じています。そしてまだこだわるかジェリシエール。
それはともかく、昼間に役所で国民年金の学生免除手続きをしてきました。来年からはシステムの関係で、一々役所まで来なくてもよくなるんだよと聞かされて、軽く感動してみました。時代って進んでるんですね!
けれどもそんなこまは、つい先日親と一緒に入ったカフェで、店員のおばちゃんに、「これ最後の一個だから持って行きなさい! ね、ね!」とちっちゃい子用らしい無料の飴玉を渡されて、軽く凹んでいます。……おばちゃん、ごめんよ、わたしもう「成人女性」って区分に入る人間なんだ一応……。親には「中学生と思われたんじゃない?」と爆笑されましたが……いいや、高校生と間違えただけなんだよねきっと! うん、わたし信じてますから!
振り返ると、密度が濃ゆすぎて何が何だか分からない連休でした、ね。人ごみにもまれたり朝から変な所にスーツで行かされたり家の片づけがなっとらんと親に怒られてみたり大事な人をちゃんと励ましてあげられなくて歯がゆい思いをしてみたり……。
明日から、またちゃんとこつこつサイト更新をしていこうと思っています。とりあえず、まずは工事中の個所をどうにかしよう自分。
モバイル版の改装(というより整理)は今週末になりそうな予感(そしてこの言葉前にも書いたような予感)。先に長編続きあげたほうがいいですよねきっと!
今日は一言レスです。遅くなって本当に申し訳ないです……!