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「クラウド・ストライフ……ねぇ」
 ミッドガルへ向かうその道中。グランコクマ空港のロビーでソファにもたれながら、ガイは写真を片手に首をひねっていた。隣には、帽子を目深にかぶった小さな頭が二つ、身動きもせずにちんまりと並んでいる。
「クラウドが、何か?」
 向かいのソファに座って腕時計を見ていたジェイドが顔を上げる。
 ガイはうーんとうなって、あごに手をやった。
「旦那、このストライフって男はあんたの古い知り合いなんだっけ?」
「ええ、そうですが」
 答える声を聞きながら、写真を目の前にかざす。
 随分と古い写真だ。不機嫌そうな青い目が、テーブルに頬杖をつきながら、写真の中からこっちを横目で睨んでいる。ぴんぴんと跳ねた金色の頭がチョコボのようだ。
「なんっか、どこかで会った気がするんだよな」
 今までに出会っているなら忘れるはずがない、そう思う一方で、いやこの人物とは前にも会ったとささやく声がある。しかも、なんだか触れたくないような、思い出したくないようないやな予感つきだ。
 それを証明するかのように、ジェイドがつかの間押し黙った。ややあって、「……ああそうでした、あなたは覚えていないのでしたね」と遠い目をしてつぶやく。
 ……な、なんなんだ。聞きたくないけど気になるぞその反応。
「覚えていないって……以前会ったってことか?」
 聞くな聞くんじゃないガイラルディア・ガラン・ガルディオスっ。そう叫ぶ心の声を聞かなかったことにして、ガイはおそるおそる尋ねてみた。
「……ええ、まあ。覚えていないのも無理はないでしょうがね」
「ええまあって……あんたにしては珍しく歯切れが悪いな」
 ガイは眉を寄せる。
 じれったいぞと暗に含ませると、皇帝の懐刀は「……知らない方がいいような気もしますが」と前置きして、憐れむような眼差しを向けたものだ。
「……彼は、あなたの女性恐怖症を生み出した張本人ですよ」






 mixの「たとえば~」の始まるちょうど直前です。今から双子をストライフさんちに預けにいくところ。幼いころに一度会っているのですが、ガイさまはクラウドさんのことを覚えてないっぽいです。というか、多分あまりの恐怖に耐えかねて記憶から抹消したのだと思います(何やったんでしょうねクラウドさん)。
 何気に日付詐称していますが気にしない。気にしないったら気にしない。

 ソルオン行きたいのですが、インフルと1000wordsとゼミのレジュメとその他諸々に足を引っ張られて、どうしようか相変わらず悩んでいます。川崎市は遠いんだぜー。

 そして実は、木曜日ぐらいにうっかり携帯が水没してしまったのですが、ぴんぴんしてるこの子。なんて頑丈なんだ。
 大学卒業までは今の携帯で頑張ろうかなと思っているので、壊れてなくてほっとしました。何気に小話メモとかもはいっているので、壊れたり人に見られたりすると、もうどうしようもない。

 あと、幻水は帝都突入した後、暇な時にちょこちょこと仲間のレベル上げやっています。とりあえず目標は全員レベル57以上(その中途半端な値は何ぞや)。グレミオさんよりコックのアントニオとかレクター(レスター?)の方が攻撃力強くて笑っちゃいました。グレミオさん、コックに負けてどうするんですか。
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